ThinkPad X1のメモリ交換方法
ThinkPad X1のメモリ交換、増設方法です。
なお、ThinkPad X1はメモリスロットが1つしかないため、増設ではなくメモリを入れ替える必要があります。
ThinkPad X1は薄くウルトラブックライクに作られているので、拡張性や整備性では他のThinkPadにやや劣ります。
最大メモリ搭載量は8GB。メモリスロットは1スロットとなります。
すでに4GBのメモリを搭載している場合、8GBメモリと交換となります。
X1はメモリスロットがシステムボード上にあるため、作業はすこし面倒です。
以下の流れで作業を進めます。
- キーボードの取り外し
- メモリの交換
- キーボードの取り付け
なお、作業難易度は高くないので、落ち着いて行えば心配ありません。
まずは本体をひっくり返し、キーボードを固定しているネジを取り外しましょう。
赤丸で囲ったネジを全て取り外します。
ネジは小さいので紛失しないように気を付けて下さい。
ネジを外したら、本体をひっくり返してキーボードを取り外しましょう。
キーボードを押さえながら、ディスプレイ方向にスライドさせます。
すると下側に隙間ができるので、そこから爪などでゆっくりとキーボードを浮かせましょう。
こんな感じでキーボードが浮き上がります。
浮き上がったらキーボードを持って、写真のような感じでパタンと裏返しにしましょう。
キーボードはシステムボードに薄いペラペラ配線で繋がれています。
乱暴に扱うと破損しますので、丁寧に作業を行なってください。
なお、システムボードとの配線は繋げたままでOKです。
メモリの交換であればキーボード配線は取り外す必要はありません。
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システムボード上部分やや左よりにメモリが装着されています。
このメモリを取り外し、新しいメモリと交換します。
なお、静電気には注意してください。バチッとなると最悪破損もありえます・・・。
まずは両サイドに金属製のストッパーがあるので、それを取り外します。
両手で外側に押し広げるようにすると、パチンとロックが外れます。
両端のストッパーが外れると、メモリが浮き上がります。
そのまま手前に引っ張りながら取り外しましょう。
これでメモリが外れました。
メモリを挿す場合は、取り外しと逆の手順で取り付けを行います。
切欠きを合わせ、斜め上方向からメモリをスロットに挿し込みます。
そのまま押しこむと、端子部分がグイッと奥まで入っていきます。
キレイに入ったら、そのままメモリを押し下げましょう。
両サイドのストッパーがパチンとはまります。
これでメモリの交換はOKです。
キーボードを取り外した逆の手順で取り付けていきます。
キーボードを起こして・・・
ディスプレイ方向に押しこみながら、本体に取り付けます。
あとはキーボードを押しながら下方向にスライドさせ、パームレストとの隙間を無くします。
本体をひっくり返し、背面のキーボードネジを取り付けましょう。
これで作業は完了です。
最後にThinkPad X1を起動して、メモリがキチンと認識されているか確認しましょう。
何かトラブルがある場合、もう一度作業内容を見直しましょう。
よくあるトラブルとしては、メモリの挿し込みが甘く認識されない、起動しないなどがあります。
何もなければ無事成功です♪
以上、ThinkPad X1のメモリ増設・交換方法でした。
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