ThinkPadが起動しない場合の対処法（CMOSのクリア）

CMOSをクリアするには、ThinkPadを分解してしばらく内蔵電池のコードを取り外す必要があります。

まずはバッテリーを取り外します。

バッテリーを取り外さず作業するのは非常に危険なので、必ず取り外してから作業を行なって下さい。

次にキーボードとパームレストを取り外すための、ネジを外しましょう。

本体背面にある赤丸で囲ったネジを外します。
小さいネジなので無くさないように気をつけて下さい。

合計9個のネジの取り外しが必要です。

背面のネジを外したら、キーボードを取り外します。

手前から奥にスライドさせ、めくるようにすると浮き上がります。

なお、キーボードを浮かせるときはゆっくりと持ち上げてください。
マザーボードとキーボードを繋ぐ配線はとってもペラペラなので、破損したら大変です(/_;)

マザーボードからキーボードのコネクタを取り外します。

画像のように、めくるように取り外してください。

キーボードが外れたら、パームレストを外します。

パームレストを外すときも、まずはコネクタを取り外します。
赤丸の部分を慎重に外してください。

こちらもキーボードと同じように、めくるようにして取り外します。

コネクタを外したら、パームレストを手前から持ち上げるようにして外します。

両サイドにツメがあるので、破損しないように気をつけてください。

最後に電池を外します。これを外すことによりCMOSをクリアすることができます。

写真の黄色い部品が電池です。

まずは黒いテープがあるので、電池の配線が見えるまで剥がします。

剥がしたら、コネクタを外しましょう。

この状態で30秒ほど放置します。

30秒ほど経過したら、コネクタを接続し元に戻しましょう。

あとは分解した逆の手順で組み上げていきます。

パームレストを取り付けて・・・

キーボードを取り付けます。

最後にネジを閉めてバッテリーを装着すると完了です。

BIOSに入ったら、Date/Timeから時間の設定を行いましょう。
電池を外したので、BIOSの設定が初期化されています。

現在の日付を入力します。

設定が完了したら、F10でBIOSを抜けて終了です。

お疲れ様でした(*´ω｀*)
最後にキチンと起動するか確認しましょう。